License Plate Recognition System

車番読取から広がる様々なソリューション

車番読取システムとは

駐車場や施設入口等に設置したカメラで車番(ナンバープレート)を読み取り、登録済みデータと照合し、通行の可否を判定するシステムです。またこのシステムを応用していろいろなソリューションが可能となります。



FEATURES

車番読取システムの特徴

基本的な特徴
1.撮像した入出庫車両の車番の検索機能や登録機能を標準的に備えています。
2.盗難車両の車番を事前登録しておき、検出したら発報するなど、特定の登録車両を検出したら発報する機能を備えています。
3.入出庫(検出)履歴の生成や閲覧、編集などが可能です。
4.複数のカメラで撮影することで車路幅に関係なく利用できます。
5.ご当地ナンバーやアルファベット入りの車番にも対応しています。
その他の特徴
1.本システムは汎用ツールとして、ゲートなど外部機器や顧客データベース管理システムなど他システムと連携していろいろな問題解決が可能です(下記活用事例参照)。
2.市場には多様な仕様や価格の車番読取システムが存在します。当社は問題解決に合わせて他の機器とも連携させた最適のソリューションをご提案することができます。

USE CASES

活用事例

1.月極め契約車両管理
事前登録しておけば、定期券レスで入出庫が可能になります。
これにより車の窓を開けることなく、雨風の強い日でも、スムーズに処理可能になります。

また契約者管理機能を使って月極め管理も効率化できます。
月極め代金の支払いが滞れば、管理パソコン側で登録を抹消し、即座に入出庫禁止ができます。

2.店頭接客サービス充実化のツール
店頭で接客サービスを実施する業種において、いち早く車番を認識し、顧客を特定できれば初動サービスの質は大きく向上し、拡販にも顧客満足度の向上にもつながります。

ガソリンスタンドやカーディーラーにおいて、既存の顧客データベースと連携させることにより、初動の対応の質を向上させることができます。

例えばガソリンスタンドでは、車番認識した既顧客の各種データをPC画面で把握し、車へ駆けつけ「〇〇様、いつもありがとうございます。今日はハイオク何リッターですか。」などといった応対が可能となります。

また給油中に次の車検時期を確認し、近い時期であれば車検の営業を行うこともできます。

3.料金徴収システムとの連携によるスムーズな入出庫
CASE1

入口で車番と紐づけられた駐車券を抜き取り、事前精算を済ませておくと、出口では駐車券を挿入することなく自動でゲートが開くのでスムーズに出庫できます。

大規模商業施設などで出庫渋滞の回避に大きな力を発揮します。
CASE2

駐車券を抜き取ることなく、車番の読み取りに基づいて、精算や入出庫を行うシステムです。カーゲートを設置する場合としない場合があります。

具体的には、カーゲート無しの場合は、入庫後に用事が済んだら、事前精算機で車番を入力して駐車料金を精算し、そのまま出庫するというものです。

ドライバーが車に寄り付く負担をなくし、駐車券など消耗品が不要であるなど多くの利点があります。


4.マーケティングツール
純粋に来店客に関するマーケティングツールとして利用可能です。
車両登録地域の詳細な情報(有償)に基づいて、来場者のきめ細やかな商圏把握が可能となります。

また既存の顧客データベースと連携することで、顧客の購買行動をより詳細に分析把握することができます。

・ 商圏、車両での来店頻度
・ 車両で来店した時と徒歩で来た時の購買傾向の違い
・ 車で来店するときの時間帯、同じく滞在時間=駐車時間

このような情報と連携することで顧客のプロフィール把握がより詳細に、明確になります。


5.その他
① 高度なセキュリティが求められる施設(軍事施設や造幣局、研究所)の入退場に関し、堅固なセキュリティゲートと組み合わせて厳重管理が可能となります。
② 工場などで、納入車両や社員車両など関係車両の履歴管理が可能です。
③ 現場で収集したデータをクラウド・サーバーに上げて、種々のソリューションに繋げることが可能です(要システム構築)。



System Configuration Example

システム構成例

・ 出入口用カメラ
・ 車番解析ソフト
・ 管理パソコン
・ 近赤外線照明
・ カーゲート、制御盤等(必要に応じて)