◇今回のテーマ 「 駐車場からのまちづくり 」です。
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△
○1.今回のメルマガのテーマはある書籍タイトルを勝手に借用したものです。
京都の学芸出版社という出版社が2012年4月に初版を出しています。
日本大学理工学部教授ほか大学教員、自治体職員、国交省審議官などが
パートを分けて執筆しており、編者は公益財団法人国際交通安全学会と
いう団体です。
ちなみに、駐車場に関する本は世の中にはほとんどありません。
アマゾンで「駐車場」というキーワードで検索をしても直接的に駐車場
をテーマにしている本は5冊もありません。
投資としてコインパーキングを扱っている本、駐車場と税金というテー
マの本などです。
以前から自分がいる業界に関して、まとまった知識を得るために勉強を
したいと考えていましたが参考書がないのです。
一口に駐車場といってもその射程はかなり広い範囲をカバーしています。
○2.順不同で列挙すれば・・・
駐車場の法制
駐車場政策
投資としての駐車場経営
駐車場と税金
駐車場機器
建築としての駐車場
都市計画と駐車場
世界の駐車場
交通計画と駐車場
など枚挙に暇がありません。
これらを全て勉強することは当然私の能力を超えるものでもあり、また
その必要もありません。
ただ概略最低限の知識を得たいと考えるとなかなか難しい勉強環境にあ
るといえるでしょう。
○3.そんな気持ちをいつもいだいていましたが、たまたま見つけたのがこの
本です。
題名に惹かれました。
いつも地域の中の駐車場、コミュニティの中の駐車場ということを問題
意識として持っていたからかも知れません。
また題名も「駐車場からの」とあります。駐車場基点で執筆されている
と考えてもよいだろうと、珍しい本だなと衝動買いしました。
この本の中で「提言(10の原則)」という一章が最後に付されています。
これがなかなか参考になります。
この内容につきましては次回以降でご紹介します。
今回もお読み頂きまして誠に有難うございました。