◇駐車場の料金決済システムにおいて、キャッシュレス精算が主流に
なっていくといわれて久しいですが、現金精算がまだまだ大半を占める
というのが実情です。
近時、各種の非現金決済手段が現れてきており、この状況に大きな変化が
現れる兆しが見えてきています。
ということで今回のテーマ「駐車場料金決裁システムの方向性」に
入っていきます。
このテーマは今後数回にわたって特集しようと思っています。
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○1.駐車場料金決裁の大きな流れ
① 駐車場の料金徴収のシステムが始まった当初は、当然ながら現金の決済が
殆んどすべてでしたが、キャッシュレスが言われだしたのはクレジット
カード精算ができるようになってからです。
しかし、日銭商売という考え方の根強い駐車場経営では、手数料を
取られて、売上金を手にできるのに時間がかかるクレジットカードは
決して好意的に受け入れられませんでした。
現在でも、クレジット精算が可能な精算機におけるクレジットの割合は
多くても一割に満たないというのが実情のようです。
② 非接触ICカードやETCシステムが普及するようになってから、大きく
様相が変わる可能性が出てきたように思います。
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○2.多様な非現金決済手段
① ETC
② 非接触ICカード
③ クレジットカード
④ プリペイドカード・・・
この中で、今後の駐車場の非現金決済手段の動向を左右する可能性があるのは、
①のETCと②の非接触ICカードであると思われます。
この二つの動向は、今後のパーキング・キャッシュレス化の趨勢を占うものと
なるでしょう。
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○【次号予告】〈ETCの動向について〉
□いかがだったでしょうか。
次号メールマガジンを、楽しみにお待ちください。
(パステル通信 編集部)
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