○1.皆さん「行政文書等複写申出書」というのをご存知ですか。
昨今「情報」関係の話題に事欠きませんが、個人情報保護法とは別次元ではあり
ますが、いわゆる行政の情報公開に関しても各自治体で各種の取り組みが行われ
ているようです。
大阪府にも「大阪府情報公開条例」というのがあります。
先日、この条例の第32条第1項に基づいて、放置駐車違反の取締強化後の状況に
ついて大阪府警本部に出向いて情報の提供を申し出ました。
府警本部1階には情報公開コーナーがあり、総務部府民応接センターが対応して
いただきました。
申し出をして待っていたら制服の方が2名、私服の方が1名おいでになり、意外と
言えば失礼ですが、懇切丁寧に30分以上も私の質問に応じていただきました。
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○2.取締りの前後の状況に把握の難しさ
① 応対いただいた交通対策課の方によると、強化の前後でその効果を客観的に把握
する事は、取締りの前と後で取締方式が全く変わってしまったため、つまり尺度
が全く異なったため、出来ないということでした。
② 従って、放置駐車の「取締数台数」の増減で判断することが出来ないため、交通
流の変化や路上駐車台数の変化によって判断するしかないようです。
③ 詳細のデータにつきましては
下記のURLにアクセスしてください。
○3.全般的な傾向について
放置駐車の取締について一般的な傾向をつかむ事は大変難しいようです。
弊社の顧客に色々と聞き取りもいたしましたが、そこから分かる事は共通の傾向
がなく、エリアと立地条件によって状況は大きく異なるということでした。
つまり、放置駐車が減ったとしても、その減った理由が何なのかは各駐車場によ
ってさまざまであるということです。
そのあたりのことを駐車場経営と関連させ次回で取り上げます。
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○【次号予告】 〈放置駐車違反の取締強化後の状況について2.〉