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メールマガジン

Vol.73 新年度に向けて

○1.年度末のバタバタに紛れてうっかり1月号と2月号の発行を忘れて
しまいました。大変失礼しました。

実は1月号では本年の抱負を述べようと考えていました。
4月からは新年度ということもあり強ち的外れでもないと考え、改めて私共の事業への取り組みを述べようと思います。

いよいよ事業構造の転換が待ったなしの状況となってまいりました。
いま世間ではアベノミクスなどと言ってリフレ政策が声高に叫ばれていますが企業の経営実態はまだ脆弱な感が拭えません。
ましてやリフレ政策はどこかで破綻し、国債が暴落して長期金利が高騰すれば経済が大混乱に陥り中小企業など一溜まりもありません。

確かに株高や円安はいろいろな面で経済に好影響を与えることは間違いありませんが、本質的な問題解決に繋がるものではありません。

私達はあくまでも事業構造を変革し、収益力を高め、キャッシュを増やし、経営の安定化を図らなければなりません。

成長戦略など政府に考えてもらうものではありません。
私達が私達の問題として成長のための戦略を考えるべきなのではないでしょうか。

正確にいえば、政府の仕事は企業が成長していくための環境整備を行ういうことに尽きます。

〇2.では、これからの時代の経営安定化にとって大切なことは何でしょうか。

それは、
社会の変化を見据えながら、既存の事業構造を根本から見直し、
お客様のニーズやシーズに合致する変革を行わなければならないということではないでしょうか。

私共の会社に即していえば、単なる機器販売から脱却して、駐車場におけるトータルソリューション企業を目指すということになるでしょうか。

機械が古くなったから買い替えましょうというところに本質があるではなく、それはあくまでもお客様が抱える駐車場における多種多様な問題群の一部でしかありません。

それぞれの事業主様は駐車場を経営あるいは運営している中で様々な問題に直面しておられるはずです。

たとえば、近隣の駐車場が値下げをして自社の売り上げが落ちてきて困っているとか、

係員の態度が良くなく利用者からクレームがついて困っているとか

場内の事故でこちらが責任を追求されないようにするにはどういう予防措置をしておいたら良いのか、

リピーターを増やしたいのだけどのような手法があるのか、また他社はどのような取り組みをしているのか

最近駐車場借り上げという手法が流行っているがこの手法のメリットとデメリットを知りたい・・・・

などなどまさに多様な問題に日々みなさんは悩んでおられる訳です。

〇3.そんな時、脳天気に「機械が古くなりましたから更新しましょう」というだけではあまりにも問題意識が低すぎます。

その意味でこれからの営業にはコンサルタント的センスが必須となるのではないでしょうか。

駐車場に関しては、どんなことでも解決する能力を持っているか、あるいは解決できる人を自分(自社)のネットワークの中の確保している、ということが求められるということです。

大変難しいことですが、それこそがトータルソリューションではないでしょうか。

当社は、名刺表に「TOTAL SOLUTION」と印刷しております。
これがただの流行やデザインでないことを示すべき時が来たように思います。

高いプロ意識と技能を有し、徹底的に問題解決を行い、お客様にとって満足のいくソリューションを提供し続けることで私達は生き残っていくことができるのではないかと思っています。

新年度を前に今思うことを綴ってみました。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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○【次号予告】 次回 4月号のテーマは未定です。