パステル石戸です。
今回から、新たなテーマで進めていきます。
テーマは、ずばり「インフレーション(インフレ)」です。
当社はデフレ真っ只中の2000年に設立しましたが、永らくデフレマインドでビジネスをしてきましたので、最近急速に進んでいるインフレ傾向にはまだまだ追いつけてはいません。
デフレ傾向とインフレ傾向では、ビジネスの取り組み方が全く逆方向になります。
経営としては、マインドをしっかり入れ替えないと大きな間違いを起こす確率が高まります。
今回は、駐車場運営業務の受託に際して、現在考えていることを記します。
現在ある大学病院の駐車場運営管理を請け負う方向で、業務内容やコストの精査をしています。
この案件は、機器の持ち込み管理方式で、係員も一定時間常駐するという方式です。
料金機器・車路管制機器及びそれらの設置工事で、億に近い資金が必要となり、また月曜~土曜の日中時間帯の常駐管理であることから、毎月の人件費も相当な額になります。その他費用項目も多岐に亘ります。
しかも契約期間は、原則35年間という長さです。
そこで慎重に検討しなければいけないのは、インフレ率をどう読み込んで収支計画を立てるかという点です。
そして持ち込み機器の資金の一部を借り入れで考えている点から、今後の金利上昇をどうとらえるべきかということが具体的な課題として浮かび上がってきています。
更に、人手不足が常態化してる状況でスタッフを安定的に確保するにはどの程度の待遇を用意すべきかという点も喫緊の課題です。
次回以降で少し詳しく述べて行こうと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。