パステルの菊地です。
前回はスタッフブログを追加することで、検索を元にどれだけユーザーが増えたのかを数値化しました。
今回は、社内だけでなく働く場所が在宅などに変化することで、読み解く情報に変化があったため、それを記事にしたいと思います。
アナリティクスでは関係者からのアクセスを除外するためにフィルタを用意しています。(下記の画像参照)
この中のIPアドレスの空欄に自社のグローバルIPアドレスを入れて置くと、社内からのアクセスはカウントされないようになる仕組みです。
ただ、前述したように在宅で仕事をする機会が増えたため、関係者からのアクセスが特定できていないケースが出ていると思います。
下記のグラフは最初の訪問先のページと参照元を表示した表になります。
赤丸の①は7/29に投稿されたスタッフブログ「コロナ禍で変わるパーキングビジネスの未来①」
赤丸の②は3/16に投稿されたスタッフブログ「駐車場におけるETC決済の現在」
明らかに①の方が新規ユーザーが増えていますが、②の時点ではまだ在宅PCが導入されていませんでした。
①の数字の中には在宅用のPCからアクセスした数字も入っていることが想定されます。
また、在宅用のPCはノートパソコンを採用しているケースが多いと思いますが、ノートパソコンでは起動を迅速にさせるため、アプリなどを開いたまま画面を閉じてスリープモードにしておくことが多いと思います。
この場合、参照元が(direct)/(none)となる場合があるようです。
以上から新規ユーザーの獲得はあくまで数量として見るのではなく、コロナ禍の在宅勤務が標準になった社会ではべクトルとしてユーザー数の増加を認識するべきでないのかと思います。