時事トピック

コロナ禍で変わるパーキングビジネスの未来⑰

パステル石戸です。

今回は、電気自動車(EV)に係わる話題です。
当社は、本年3月にENECHANGE株式会社と代理店契約を締結しました。


                              ※ ENECHANGE株式会社のHPから抜粋


ご存じの方もおられるでしょうが、ENECHANGE(エネチェンジ)はEV充電事業を展開する会社です。東証グロース市場に上場しています。

EVの普及は、DXの潮流の中で、国内のみならず国際的な要請となっています。
日本の普及率は国際的に見て大きく後れを取っていることは間違いありません。

 

                              ※ ENECHANGE株式会社のHPから抜粋  

 

国内でのEVの普及は、まだまだこれからという状況ですが、それと表裏一体でEV充電装置の普及も進めていく必要があります。

簡単に説明しますと、この会社のサービスは、顧客の要望に応じて6kW充電器を設置し、EV充電事業を運営するというものです。
公式アプリや他社の充電カードでも決済できる課金システムも用意しています。

 

                               ※ ENECHANGE株式会社のHPから抜粋



設置や運営等に関する費用はすべてこの会社が負担するプランや、電気代だけは土地所有者が負担するというプランもあります(プランにより適用条件が設定されます)。
当然ながら、EV充電装置の売上はすべてENECHANGEに帰属します。

このビジネスモデルは、遅々として普及が進まないEV充電装置という社会的インフラをできるだけ早く整備することに主眼があり、土地所有者や施設管理者に直接的な経済的利益をもたらすことにを目的としたものではありません。

ご存じのようにEV充電装置は高価であり、工事も大変で、公的補助金の申請手続きも煩雑です。
それをこの会社がワンストップで解決します。

駐車場事業者自らがEV充電装置を整備するのは、現実的には難しいと思われます。しかし、今後EVが普及していくにつれ、EV充電装置が整備されているかいないかが、その駐車場の、ひいてはその施設の、価値を決める要素の一つになっていくかもしれません。
そのような意味で、当社はENECHANGEのサービスを利用することも有力な選択肢ではないかと考えます。


関心も持たれた方は、ぜひ弊社ホームページをご覧いただければと思います。

今回もお読みいただきましてありがとうございます。