時事トピック

コロナ禍で変わるパーキングビジネスの未来㉓

パステル石戸です。

今回は、人材募集に関して書いてみようと思います。
人手不足に関する話題がニュースで取り上げられない日がないくらい、人手不足は産業界に深刻な影響を与えていることは皆さんご承知の通りです。

当社もご多分に漏れず、コロナ禍の悪影響からやっと回復してきたかと思っていたのに、人手不足が深刻な状態になってきています。お客様の年度末も重なって、休日出勤も増えています。

HPコンテンツの継続的な改善も手伝ってか、このところ引き合い件数は、かなり増加してきています。
当然ながら対応すべき案件は増えるのに、人は増えないというのでは労働強化につながるだけです。
そこで先週から新たに人材募集を始めました。



年初めに採用関係の書籍を読んでいたのですが、とても刺激になることが2点、記されていました。

ひとつ目を要約すると次のようになります。
「採用」は、経営における最重要課題であり、社長にとって最優先事項であるべきだ。
また「採用」とは、いまや熾烈な人材獲得競争であり、並々ならぬ覚悟を以て取り組むべきで、そこにかける費用も年商の1%は投ずるべきである。
年商5億円なら500万円ということになります。

ふたつ目は次のようになります。
「あなたが仮に10人を面接したとして、その中で一番マシな人を選んで採用していないか。そんなことをしていたらいつまでたっても本当に望む人は見つからない」と。最初は何を言っているのかと思いましたが、その心は・・・

つまり、十分に考え抜いた選考基準を持っていないからそのような安易な選抜を行うのだ。
大切なことは、まずどのような人材が欲しいのかを、自社の業務を思い浮かべながら、明確にすることが必須なのだ。そしてその基準に従って、基準に達する人か否かを厳正に判断していく必要があるのだ。
いくら10人の中でマシであっても、基準に達していないなら覚悟を以て不採用、採用ゼロとすべきだ。だから年商の1%まで使って徹底的に採用活動を行うべし。
これが上述の著者の考え方なのです。

正直言って、衝撃を受けました。その通りだと。
そこで今まで媒体に出していた募集原稿を、私自身で全面的に見直しました。またHPと連動して採用に関する情報発信もしています。
今後ますます人材不足が深刻になっていく中、不断の努力を継続し、より良い人材を採用していきます。

今回もお読みいただきまして誠にありがとうございました。