時事トピック

コロナ禍で変わるパーキングビジネスの未来 ㉕

パステル石戸です。

今回も人の採用について記します。
どの業界も事情は全く同じだと思いますが、昨今の人手不足・採用難は目を覆いたくなるほどの惨状です。
特に採用難は、そもそも面接したいと思わせる人がほとんどエントリーしないという点に問題が集約されています。
おそらくこの状況は中小・零細企業に顕著に表れているのだろうと思います。

そこで採用戦略を練り直すこととしたのです。
どのようなことしたかというと、弊社は基本的に新卒を採用できるような企業ではありませんので、「中途採用者」に向けて特別なメッセージを募集要項に盛り込んだのです。

特別なメッセージではありませんが、
自分自身の転職経験をもとに、今回の募集をリターンマッチとしての転職という位置づけとしました。

以下引用します。

「私たちは意欲のある方なら、近い将来において会社を支え、発展させる幹部候補としても丁寧に育成していくつもりです。今まで心ならずも仕事や職場や人間関係に恵まれてこなかった方々も少なくないでしょう。当社はそのような方々と一緒にリターンマッチをしようではないかと考えています。
 正しい努力を継続することにより、今までよりもう一歩高い場所へ行きましょう。」

このようなメッセージです。
少し気恥しい感じがしましたが、私の率直なメッセージでした。

今回幸いにも、1名の内定者を得ることとなりました。
その内定者の方が、質問タイムの最後に、「質問ではありませんが、あのメッセージは私には訴えるものがありました」と話してくれました。

たった1名の内定者ではありましたが、こちらの思いが伝わったのかと思うと、とてもうれしくなりました。10月からの入社予定ですが、今から一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

今回もお読みいただきまして誠にありがとうございます。