パステル石戸です。
皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
さて今回も引き続き「ビジネスパーソンと学び」というお題で記していきます。
この「学び」シリーズは、今回で最終となります。
次回からは別テーマにする予定です。
今回は、「学びのモチベーション」というお題で進めます。
学ぶシリーズの初回で、「学びを継続することなく、今の大激動の時代を生き抜くことはほぼ不可能です。」と記しました。
しかしながら、学びを継続するということは、言うほど易しいものではありません。
私自身が習得した、「学びを継続するヒント」を3つ挙げてみます。これらは相互に関連して一体をなすものですが、一応三つに分けて説明します。
一つ目、義務感で嫌々学ぶのではなく、学びの対象の中に自分が興味を持てそうなテーマを見つけだすこと。
興味が好奇心を誘い、それが向上心につながります。好きなことは決して苦にならないといいますよね。
そして、そのテーマは少し広い範囲をカバーするものが好ましいと思います。
例えば、キャッシュレス決済システムを自社で扱うようになったとしましょう。
その場合、システムの構成やサービス内容や費用などを理解することは当然ですが、それにとどまるのではなく、例えば技術革新に関心があるのなら、「駐車場ビジネスにおけるDX化の動向」を自分のテーマとしましょう。
二つ目、学びに関連するアンテナをいつも立てておくこと。
一つ目の例のように「駐車場ビジネスのDX化」というテーマに関しアンテナをいつも立てておくと、ニュースや新聞、WEB記事などを見たときに、求めている関連情報が自然と目につくようになります。
三つ目、学びが次の学びにつながるような学び方を身に着けること。
日々このようなことを繰り返していると、一つの学びが次の学びにつながり、学びの拡大再生産が生まれます。これこそが学びの継続そのものです。こうなったら学ばずにはいられないという状況になるのです。
なんか嘘っぽい話に聞こえるかもしれませんが本当です。
そう思えるようになるには、最低でも数年はかかるでしょうが。
年の初めの落ち着いた時期に、このようなことを考えることもまた必要なのではないでしょうか。
すぐに慌ただしい日々がやってくるのですから。
今回もお読みいただきましてありがとうございました。
皆様にとって良い一年となりますよう祈念いたしております。